カードゲームの魅力

人間は飽きる生き物である。

世間では人が飽きないように日々新しいエンターテイメントが作られている。

イベント、娯楽施設に始まり、お笑い、TV番組、ラジオ、映画、演劇、音楽、アニメ、ゲーム等々。

人を楽しませるのは簡単じゃない。

例えば映画だったら、たった数時間人を楽しませるために膨大な製作期間、労力が必要だ。

とても大変。

にも関わらずほとんどの人は1回しか見ないよ。飽きるからね。1回作ればそのあとずっと残るからいい?いやいや、まあ確かに不朽の名作はあるけれど、そんなものは1%にも満たない。99%は見たらポイっ。

もっと簡単に人を楽しませる方法はないか?

そこでカードゲームなんだよね。

なんで?

カードゲームの売りはカードの組み合わせでいろいろな遊び方が生み出されることなんだ。

組み合わせは足し算じゃない。

掛け算だ。

だからカードが増えれば増えるほど、遊び方の数は指数的に膨れ上がっていく。

これはコンテンツの製作量に対して膨大なエンターテイメントを作り出す仕組みとして理想的だ。

1を作って1を得るようなことが如何にコスパが悪いか。

シャドバに対して「こんな長い期間遊んだゲームは今までなかった。」って人をたくさん見てきた。

紙のカードゲームはどうしてもお金がかかるからね。シャドバは毎日やる人なら無料で永遠に遊べるようにできてる。

余談だけど強いキャラを集めるガチャゲーはコンテンツ寿命が見込めない。基本的に1を作って1を得ることしかできないからね。強いキャラを更新していけば必ず課金しなければやっていけなくなってそれが永遠に続くためみんなやめていく。

組み合わせの数を利用したコンテンツこそ最強なのである。