定石プレイは凡人の証

カードゲームをやっていると、中高生が、

大学生やいい歳した大人より強いことがざらにある。


カードゲームの世界では年齢なんて関係ない。


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krone-sv.hatenablog.com
でも書いたのだが、シャドバで強くなるには多くの人が気づかないことに気づく必要がある。


その点若い方が有利な場合がある。


なぜか。


人間は経験を積むとその経験から判断をする機会が増える。

それは思考労力がかからない。

老害は変化を嫌う。

自分の慣れたことを好む。

使い慣れたデッキや構築しか使えない奴は脳ミソが腐敗しつつある。

老害路線爆進中といった感じだ。


さて、話がそれたので戻そう。


若い人は好奇心が強く、あれはこれはと発想する力が老害に比べて高い。


中学生の数学の図形の問題を思い出す。


シンプルなだけあって色々な解法があって、どんな補助線を引いて解いてやろうかとワクワクしていたのを思い出す。


これこそがシャドバで凡人の域を出る方法である。


セオリーどおりのプレイをするようでは凡人の海に溺れる。


例えば以下の場面、

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相手の葬送ネクロはミルティオをもっておらず、風神も出てこないためロイヤルの強い時間帯に持ち込めば概ね勝てる。

ただ、ミルティオ以外に葬送ネクロにはフェイタルオーダーからメタルスター→征伐という強い動きがあり、早い段階でそれをされるとロイヤルは対処できない。

なのでこの場面はエミリアを残すとその負け筋を生むことになるため、セオリー通りに強い方(エミリア)を残すプレイをすると勝率が下がる。


若くしてレートで勝ちプロになっている人のプレイを見ると、うまぶって遊んでみる好奇心が、多くの人が見えない択を見えるようにし、凡人の域を出ることに繋がっているように思える。


セオリー通りのプレイなんて、ある程度このゲームをやっている人なら誰でもできて当たり前であって、

逆にそれは凡人であり続けてしまう落とし穴でしかない。


好奇心旺盛な若者のように、


図形の問題で色々な解き方に考えを巡らす中学生のように、


シャドウバースに対しても、結果的にうまぶりでもいいから、多くの人が思いつかないことを探さないといけない。



さあ、新しいシャドウバースを始めようか。