カードゲームの上手さに対する誤認

※前にカードゲームの「上手い」と「強い」の違いみたいな話が話題になっていたがそれは個々人の認識でどうでもいい話だと私は思っている。この記事では上手いと強いという言葉を混同して使っているのでそこの言葉遣いは何も気にしないでもらいたい。



本文



サーブが強烈だから強い。

ホームランめっちゃ打てるから強い。

無回転シュート打てるから強い。


スポーツではよく派手さと上手さが一致する。


なのでカードゲームでも上手い人はなにか派手なことをしているのかもしれないと想像する人は多いだろう。


しかし真実は真逆である。


カードゲームの強さとはとてつもなく地味である。

この上ないくらい地味すぎて全くカッコよくないと言えるかもしれない。


もちろん強さが派手さをともなうシーンもある。


しかし、カードゲームの強さのほとんどは、とてつもなく地味な誰も気づかない部分にある。


具体的にはトレードが丁寧、カードの切り順が正しい、凡ミスをしない......等々


極めて地味だ!!!!!


サッカー選手野球選手バレーボール、バスケ、、、


そういうスター選手は見てて

うおおおお!

ってなることが多いが、


カードゲームのスター選手は

丁寧だなあ...

ってなる感想がほとんど。



お気づきだろうが、カードゲームはこのような性質があるので観戦に向いてない。


その丁寧さに感嘆できる人しか見てて面白くないだろう。だから引きの部分で盛り上がるのは仕方ないところがある。




以上のことを理解しないで、

上手い人はきっとなにかすごいことをしている!!!

自分も自分しか知らないすごいことを見つけるぜ!!!!!

って考えてる人は強くなるのは難しい。



「派手でカッコいい」を目指すことはカードゲームで勝つ上で間違えてる。


竜ヶ崎ヒイロがうおおおおおおおお!って派手なことをしてるのはめちゃくちゃ誤解を生み出す。


カードゲームの強さは、

あれ?今のプレイなんでだ?
あーなるほどそういうことか。

みたいなリアクションになることである。



だから派手になろうとするな、地味になれ。

カードゲームアニメを見て誤解するな。