ゲームに時間を使うということ。
ごきげんよう。Kroneです。
今回はゲームに時間を使うことについて、私の考えを書きます。
「あなたの趣味なんですか?」
この質問に苦悶させられた経験がある人は多いんじゃないだろうか。
まぁ、ゲームをやっている人がゲームが趣味ですって言うことはとても少ないだろう。というのも、ゲームをやっていない人から、「ゲームが趣味?wどんだけ残念なんだよw」なんて心の声が聞こえて来そうで、いい歳してゲームをやることが恥ずかしいという認識があるからだ。
じゃあ趣味が何ならいい?賢く見える読書?健康的に見えるスポーツ?本当はあまり見ていないけど映画鑑賞?wないですって言うのも決まりが悪いので寝ること?w
申し訳ないけど私からすると趣味が寝ることって言う人はめちゃくちゃつまらなすぎてその時点で関わりたくなくなる。w
逆にハッキリとyoutube見ることとかゲームとか、恥ずかしがらずに正直に言う人、とても素敵だと思うよ。(ちなみに私はドイツ語と音楽理論が趣味って言ってますwできるのでwシャドウバースは言わないw)
え、
ゲームやっちゃいけないんですか?????
いやいやいや
ゲームってのは誰かが誰かを楽しませるために何百、何千時間かけて製作したものなんだから、その努力がつまった濃密な楽しい時間を過ごせるもっとも手軽なツールであって、楽しくないわけがないんですよね。
そういう意味で、申し訳ないけど誰かとおしゃべりする時間よりは余程楽しい時間を過ごせる見込みがある。これは人によるけれども。
私が高校生のころは、受験至上主義、時間は命という価値観に捕らわれて、ひたすらゲームを馬鹿にしていた。なんなら友だちと遊ぶ時間、学校の行事すらムダで、大学受験に関わること以外の時間はすべてムダだと思っていた。だから電車では単語帳しか読まない時期があった。(でもずっとそんなウルトラストイックだったわけではない。デレステやってた気がする。)
でもその価値観は適切だろうか。いや違う。今でこそ分かるが友だち、友だちと遊ぶ時間、学校の行事の思い出、そういうものの方が、長い目で見ると利益だったりする。何が利益かは目的によって変わる。少なくとも当時は受験がすべての価値基準だったのでそうなった。
目的?人生の目的?
そう。
ゲームをやる時間がムダか考えるには、自分の人生の目的を考えなければ答えがでない。
何かどうしても達成したいことがある。
そういう人にとってゲームは確かに時間のムダで、すでにゲームやってないと思う。
でもそういう人は少ない。
じゃあ英語の勉強すればムダじゃない?
いや、確かに英語は人によっては将来何か役に立つ可能性が高いけれど、使わなかった場合はその時間はムダになる。そして英語の勉強が楽しかったならいいけどそんなことは少ないので結局は楽しくない時間を過ごしてしまったことになる。そもそも目的もないのに英語の勉強なんて続かないだろ。
人生の目的?
とりあえずここを決めなければ話が進まないので、人生の目的ランキング1位(完全な独断と偏見)の「幸せになること」を基準に考えていきたいと思う。
結局幸せの定義が分からないから厳密な話はできないんだけれど、暫定的に「楽しい時間をたくさん過ごす」ということを幸せということにしたいと思う。
人生において楽しい時間を最大にする行動を常にとればいいことになる。
だいぶ話が簡単にできた。
この前提においてゲームする時間がムダか考えればよい。
その解答は、その人の年齢によって変わる。
これから書く解答はあくまで現在の私の考えであって一通りではない。
解答例
楽しい時間を最大にする条件でパッと思い付くのは
①お金がある。
②楽しい時間を過ごせる友だちがいる。
他にも健康であるなどがあるけれど、とりあえずこの2つにしておこう。
①お金を稼ぐ
それにはまずいい職に就く必要があって、
方法としては学歴、資格の取得、昇格、転職などがある。
よって高校生までは学歴のために全てを捧げても悪くはない。ただ、高校生にしかできないことについては注意する必要がある。
既に就職している人は、業績を上げて昇格する、すき間時間に勉強して副業を始め、軌道に乗ってきたら起業するなどがある。
②友だち
お金だけがあっても人生は楽しくならない。
喜びは誰かと共有したい。結婚だって誰かと仲良くなる点において友だちを作ることと本質的に同じである。
友だちができるように人間性を磨く。
幸福の最大化は目先の利益だけでは達成できない。自分の人間性が巡り巡って自分に何をもたらすか。これはかなり簡単ではない。情けは人のためならずは事実で、自分のためだけに生きようとして非協力的なのは大概自分のためになってなくて、それに気づいていない愚か者でしかない。
さて、
ゲームは楽しいからやるだけで人生の楽しい時間を増やせる。つまりゲームをやればやるほどその時は幸せになれることになる。
しかし当然ゲームばかりやっていると
条件①②が達成できない。
これでは最終的に幸せになれない。
私の結論としては、
①②を満たす努力をしている人だけが、
ゲームに時間を使うことが正当化される。
もしできていないなら、人生において致命的なプレイミスをしているということになる。
あなたに幸あれ。
Krone